No.41　防犯を目的としたリフォーム～空き巣が嫌がる住まい～

　侵入犯罪で最も多いのが空き巣です。全国で、年間５万件以上も発生しています。
　防犯については、基本的に侵入者が手間取るための対策と、不審がられる対策を講じることが重要です。つまり、いかに“空き巣が嫌がる住まいにするか”です。

　たとえば、手間取らせるには玄関をＩＣカードキーやシャッター付キーに変更したりして、ピッキングされづらくします。ドアごと変更して堅牢にすることも考えましょう。
　窓サッシは防犯ガラス（複層タイプ）にするか、堅牢な面格子をつけます。家の周りは高い塀や樹木をなくして見やすくし、中はカーテンやブラインドで見づらくするなど、侵入者が「ここはやめておこう」と思わせる工夫が大事なのです。

　次回からは、部分ごとの防犯対策についてご紹介します。

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