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【お風呂に入ろう その2】「副交感神経を優位にする」って、どんな状態? |
よい睡眠をとるために重要なのが、副交感神経を優位にすることです。
私たちの自律神経には交感神経と副交感神経があり、互いに相反する役割を担っています。集中したり、緊張したりする状態だと交感神経が優位になり、リラックスしているときは副交感神経が優位になります。
副交感神経を優位にするには、具体的に以下のようなことがあります。
・ゆっくりストレッチをする
・深呼吸をする
・スマホを見続けるのをやめる
・深部体温を下げる
「深部体温を下げる」には、お風呂に入ることで可能です。
「お風呂に入ったら、体温は上がってしまわないの?」と思いがちですが、実はそこが快眠のポイント。入浴で一時的に体温が上がると、私たちの体は自然に「体を冷まそう」として汗をかいたり、皮膚の血流を増やしたりします。
その結果、入浴後しばらくすると深部体温(体の内側の温度)がぐっと下がっていくのです。体温が下がるタイミングこそが、眠気が訪れやすい瞬間。だからこそ、眠る1時間前を目安にぬるめのお湯にゆったり浸かると、体がちょうどいいリズムで眠りのスイッチを入れてくれるのです。
湯舟につかる時間は、1日の疲れをやさしくほどいてくれる大切なひとときです。お湯にじんわりと体をあたためることで血のめぐりがよくなり、冷えやすい手足の先までぽかぽかに。凝り固まった筋肉もゆるんで、肩や腰のこわばりもすっと軽くなります。体だけでなく気持ちまでふわっとほぐれていくので、心も落ち着きやすくなりますよ。その結果、眠りにつく準備が自然と整い、布団に入ったときに心地よく眠りに入りやすくなるのです。
ポイントは、「お湯の温度」と、前回もお伝えした「入浴のタイミング」。
熱すぎるお湯ではかえって交感神経が刺激され、目が冴えてしまうこともあるので、38~40℃くらいのぬるめのお湯がおすすめです。じんわり汗ばむ程度に10~15分ほど浸かれば、体の芯まで温まります。
そして、入浴後はしばらく体温が上がった状態になりますが、30分から1時間ほどかけて自然に下がっていくときに眠気が訪れやすくなります。寝る直前ではなく、就寝の1~2時間前に入浴をすませておくと、よりスムーズに眠りに入りやすくなりますよ。
毎日入るお風呂で、ぜひ睡眠の質を高めていきましょう!
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