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防災用品は「日常的に使ってみる」ことが大事です! |
台風や集中豪雨のニュースが増えるこの季節。つい先日も、九州南部・北部で相次いで線状降水帯が発生し、各地で観測史上最大級の雨量を記録しています。
6月から7月にかけての日本列島は、まさに災害が集中しやすい季節です。日々の生活に追われるなかで「ちゃんと備えよう」と思っても、つい後回しになってしまう防災対策。だからこそ、気候が荒れやすくなるこの時期に一度、家族の防災対策を見直してみませんか?
豪雨による道路の寸断、鉄道や橋の被害、通行止めなどで、スーパーやコンビニに物資が届かなかったり、山間部や川沿いの住宅地では孤立状態になってしまうことも考えられます。
また洪水や土砂災害の危険があると、避難所よりも「自宅で待機」するよう呼びかけられることもあります。
その際、役立つのは自宅での備え。数日分の食料や水が自宅で利用できる状態であることが極めて重要です。
しかし、防災用品は「あるだけ」では意味がありません。いざというとき、家族全員が使い方を知っていて、すぐ手が届く場所にあることが重要です。
たとえばカセットコンロは、普段から使って慣れておくことが、防災対策の第一歩。道具の使用期限やボンベの残量なども、定期的なチェックが欠かせません。
チェック項目としては以下のような内容がおすすめです。
・飲料水・非常食の賞味期限確認
・カセットコンロ+ガスボンベの在庫と使用期限
・懐中電灯やラジオの電池チェック
・非常用トイレや簡易寝具の配置場所
・家族の緊急連絡手段(避難先・集合場所の確認)
・高齢者や小さな子のケア用品の備え
せっかく備えていても、使用期限が切れていたり、家族に情報が共有されていなかったことで、いざというときに使えなかった、どこにあるかわからなかった……なんてことも。
それを防ぐためにも、防災用品は家族全員で「日常的に使ってみる」ことが大切! とくに食料は、日々の食事で使いながら消費期限を切らさずに管理する“ローリングストック”がおすすめです。
また最近では、防災チェックリストや備蓄確認アプリなども登場し、家族で共有できるツールも充実してきています。
さらに、避難の際に必要となる持ち出し袋(非常持出品)も一度見直してみましょう。季節によって必要なものは変わります。たとえば夏場であれば、熱中症対策として携帯用の冷却グッズや塩分補給タブレットなども加えておきたいところ。赤ちゃんがいるご家庭であれば、ミルクやおむつ、おしりふきなどの量も要チェックです。
自宅での備えとあわせて、地域の避難場所やハザードマップの確認もしておくと安心です。とくに最近は、スマホでも地図上に災害リスクを重ねて見られるアプリも増えており、移動中の確認にも便利です。
お住まいのリフォームは、家族構成やライフスタイルにあわせて、様々な機器の中からお選びいただけます。また、ECOも大切な視点となります。
地元の企業だから、確かな商品、施工、アフターサービスで、お客様のさまざまなご要望に、誠実にお応えしています。
地域とともに歩むえぐちでは、非常時のことも想定し、構内に炊き出し設備として「災害用LPガス供給ユニット」を備えています。
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